掏摸(スリ) (河出文庫)
中村 文則
河出書房新社
2013-04-06



Tairaオススメ度:★★★★★

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東京を仕事場にする天才スリ師。
ある日、彼は「最悪」の男と再会する。
男の名は木崎―かつて仕事をともにした闇社会に生きる男。
木崎は彼に、こう囁いた。
「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、あの女と子供を殺す」運命とはなにか、他人の人生を支配するとはどういうことなのか。
そして、社会から外れた人々の切なる祈りとは…。
大江健三郎賞を受賞し、各国で翻訳されたベストセラーが文庫化。
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思えば、今年はあまり本を読んでいない。

出張の度に本を買って飛行機の中で読んでいるけれど、なかなか最後まで読みきれていない感じ。

昨日の東京出張の際に、この本を購入し飛行機の中で読んだ。

東京までの2時間30分。あっという間に読みきった。

面白かった。

そして内容に驚いた。

救いようのない話。だけどここに圧倒的なリアリティがあるのだと僕は感じた。

やはり本を読むのは楽しいと、久しぶりに心から思った。

この作者の本をもっと読んでみたいと思う。