Tairaオススメ度:★★★★★

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人間と仲良くなりたかった赤おには青おにと相談し、青おにはあえて悪役を演じ、赤おには青おにをやっつけたことにして人間の信用を得る。
人間と仲良くなった赤おには浮かれ、ある日ふっと、青おにの事を思い出す。
青おに君はどうしているんだろう。
青おにを訪ねた赤おには青おにの手紙を読む。

あかおにくん。
にんげんたちと、なかよくまじめにつきあって、いつもたのしくくらしなさい。
ぼくは、しばらく、きみとおわかれ。
このやまをでてゆくことにきめました。
きみはぼくと、いったりきたりしていては、人間たちは、きになって、おちつかないかもしれません。そうかんがえて、たびにでることにしました。
ながいたび、とおいたび、けれども、ぼくは、どこにいようと、きみをおもっているでしょう。きみのだいじなしあわせを いつも いのっているでしょう。
さようなら、きみ、からだをだいじにしてください。
どこまでも きみの ともだち あおおに
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上司がとある雑誌にコラムを掲載していた。

そのコラムにこの絵本のことが記されていた。

恥ずかしい話だけど、僕はこの絵本のことを初めて知った。

コラムにはこう綴られていた。

「失って初めて気づくかけがえのないもの、大切なもの。青おにの言葉にただただ、涙がこぼれます。」

あまりにも美しい物語に、僕も心を打たれ、感動に涙した。そして深く深く考えさせられた。

この物語に出会えたことを、本当に嬉しく思う。